お知らせ
2019年4月 5日
蘆花作品の中でも、人気のある小説『思出の記』を読みます。明治の立身出世を目指す
若者たちの一人であった主人公・菊池慎之介が、さまざまな壁にぶつかりながら、警世家
として身を立てるようになる半生記の物語です。
蘆花の面影も浮かべながら向日性のある若者たちの群像から、遠くなってしまった明治時
代についても考えてみたいと思います。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。
【日程・内容】全6回 各回14:00~16:00
①5月11日(土)『思出の記』序、一の巻
②5月25日(土)『思出の記』二・三の巻
③6月 8日 (土)『思出の記』四・五の巻
④6月22日(土)『思出の記』六・七の巻
⑤7月 6日 (土)『思出の記』八・九・十の巻
⑥7月20日(土)『思出の記』巻外。まとめ
【会 場】 蘆花恒春園内 愛子夫人居宅
【講 師】 布川純子氏(神奈川工科大学・成蹊大学 非常勤講師/NPO法人蘆花会 事務局長)
【定 員】 20名(申込み順)
【参加費】 無料
【テキスト】本文テキストは『日本現代文学全集6 徳冨蘆花集』(1967年12月 集英社)を
ご用意いたします。すでにお持ちのものがあれば、岩波文庫、蘆花全集6などいずれ
でも結構です。
【申込・問合先】蘆花恒春園サービスセンター
TEL:03-3302-5016 (毎日9:00~17:00)