まちなか緑化活動支援事業は、東京都公園協会が、「東京都都市緑化基金」の運用益等を活用して、民有地の緑化を推進するために、平成20年度より実施している事業です。
暮らしに緑を取り入れることで生まれる、一人ひとりにとっての体感的な快適さを起点として、個人の主体的な取り組みをつなげ、連鎖させることで、地域に緑を広げるものです。
平成20年度には、杉並区久我山や台東区浅草で商店街モデルづくりを、平成21年度には中野区中野、豊島区池袋で住宅地モデルづくりを、23年度には江東区木場で集合住宅モデルづくりをそれぞれ着手し、緑豊かな景観が形成されるとともに、緑化活動を持続的に推進していく、地域のコミュニティ主体が形成されるという成果が生まれています。
緑を行かして、一人ひとりの快適さづくりを行う
一人ひとりの緑がつながることで、町の環境価値が高まる
一人ひとりのライフスタイルがまちの環境づくりとなり、コミュニティ単位での、持続的な環境価値の担い手を創出する
東京都公園協会では、自治体と地域住民による「まちなか緑化」への取り組みを支援するために、「緑化支援」「人材育成」「拠点づくり」のプログラムを実施しています。
まちなか緑化の推進プログラムに基づき、専門家による、体感セミナー、ワークショップ、デザインプレゼンテーションを経て、地域の緑化を担う人づくえいと、コミュニティ形成を図りながら、地域全体の民有地の緑を増やしていきます。
モデル事業として、杉並区久我山、台東区浅草、中野区中野、豊島区池袋、江東区木場(平成25年度現在)にて、緑化プログラムが進められ、大きな成果が生まれています。
緑の効果を体感できるコーナーやパネルレンジを常設しています。まちなか緑化を広く伝えるために、木場ミドリアムを普及拠点として整備しています。また、木場ミドリアム全体を使った、緑の効果を伝えるための設備を整え講座などを運営しています。