園内には、いくつかの広場があり、細長い公園にアクセントをつけています。ヒコーキ広場、なかよし広場、緑陰広場、センター広場など、子供達がつけた愛称で呼ばれ親しまれています。
善福寺川に沿って約700本のサクラが植えられています。いずれも樹齢40年ぐらいで、春には見事な桜並木となり、この辺りのサクラの名所になっています。(善福寺川緑地-約400本 和田堀公園-約280本)
ここの川の水は、他の流域と較べて澄んでいます。それはこの辺りの岸辺から湧水がでていることと、川底のオオカナダモが水を浄化するためと考えられています。川にはセグロセキレイ、ハクセキレイ、コサギなどが見られます。また、冬季にはカモが渡ってきて、水辺で羽を休める姿がみられます。
公園内には幾つかの広場があって、細長い緑地公園にアクセントをつけています。軽い運動の出来る仲よし広場、ケヤキに囲まれたセンター広場、草地の広がる杉ニ小前広場、ニレの木陰の緑陰広場、草原で子供が転がって遊べる子供の広場、ヒコーキ型ジャングルジムなど遊具が楽しいヒコーキ広場などです。
園内には、サクラのほかにも、コブシ、ハナミズキ、エンジュ、ムクゲ、サルスベリ、キョウチクトウ、キンモクセイ、サザンカ、ツバキなど花をつける木も多く、また、秋は、ケヤキ、イチョウ、トウカエデ、サクラなどが鮮やかな紅葉となり、写真愛好家の被写体になっています。善福寺川沿いには、サツキ、ツツジ、キリシマツツジ、ドウダンツツジ、クチナシ、カルミア、ジンチョウゲ、カンツバキの低木が植えられています。児童橋をはさんで斜め対岸にある背の高い木はメタセコイアとラクウショウです。