懐かしい風景、生きもののにぎわい、豊かな自然、
東京で味わえる心のふるさと
2022年6月20日
南関東地方では梅雨が平均1か月以上続くため、同じような雨の季節の中でも咲く花は移り変わっていきます。
梅雨の初め頃に多く咲いていたテイカカズラやヤマボウシはだんだん終わっていき、代わってムラサキシキブが咲き始めました。
少し前からはネジバナも咲き始め、これから7月にかけてネムノキが咲く季節となり、梅雨は終盤に向かいます。
園内各所の雑木林で見られる落葉高木で、葉は秋に黄色くなります。花期は7月上旬頃までです。
雑木林の下に生え、しばしば群生しますが、園内では花の咲く野生株は少ないです。野草見本園でも見ることができます。
雑木林で見られ、花期は9月頃まで続きます。ハエドクソウの変種とされ、花弁の形や葉のつき方が違います。
草原に生え、しばしば群生します、ピンク色の小さな花が初夏に咲きます。園内ではやや少ないですが、南東側の調整池近くで見られます。
木性つる植物で、園内では南東側の緑化ブロックの合間などで見られます。花期は6月後半から晩夏までと長いです。野草見本園と第2野草見本園でも見られます。